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富山県立志貴野高等学校における授業実践とロシア船訪問交流活動の取り組み

志貴野高校について

toyama.jpg・定時制単位制高校(生徒数約300名)
・普通科(昼・夜)、情報ビジネス科(昼)、生活文化科(昼)、国際教養科(夜)で英語、中国語、韓国語、ロシア語を学習
・多様な生徒に対し、少人数制クラスで授業
・授業の一部が社会人講座として開放 

対象となる授業

昼間制総合:「初めてのロシア語」(週2時間、選択授業)

授業のゴール:ロシア語学習を直接具体的に進路や職業に結びつけるのは困難だが、学習者がロシアやロシア語に興味・関心を持ち、継続して学習すること。

授業での取り組み(特徴)

その1:Daily Routine:あいさつ(先生と、友達と)、歌(新曲が好まれる)、3分間しりとり(頭の体操)、単語合戦(主に既習単語の確認、2グループで日本語をロシア語に、早い者勝ち)、数字の練習など

その2:カード、絵や写真の多用(インクルーシブ教育・ユニバーサルデザインを意識した取り組み、アルファベットや文法事項の学習時に利用)

その3:ゲームの多用
☆フルーツバスケット:カテゴリー毎の単語や、人を叙述する表現を練習。実際、「話す-聞く-反応する」という活動が、自然に楽しく実施できる。 ☆カテゴリークイズ(米国有名なクイズ番組”Jeopardy”のルールを使用)復習に最適。難易度を調整できる。ゲーム後それをテストとしても利用可能。

その4:ロシア船訪問交流活動(地の利を活かし、実際にロシア船を訪問)

その5:プロジェクト
「自己紹介」、「わがまち紹介(“My Home Town”)」
(ロシア船訪問時のプレゼンテーションにも活かす)

以上のように、学習環境の整わない定時制高校生にも楽しく興味を持って学べる授業作りに取り組んでいます。