header_title.png

top_image.png

H. N.さんの場合

出身学部、学科

理工学部 航空宇宙工学科 平成5年卒

勤務先の業種

製造業

業務内容(ロシア関連業務、それ以外の業務)

海外特約店向け新型モデルの講習(業務は日本語と英語のみ)

ロシア語の学習歴

2009年から現在まで約5年(但し、就職時点の学習歴は無)

ロシア語ができることはどのような「強み」になるか

英語に比べるとロシア語が出来る人材は企業の需要に対して圧倒的に少ないのが実情だと思います。英語は世界のビジネス公用語の地位を確保していますが、ロシアでは一般のビジネスの現場で英語を使いこなせる人材は少ないのが実情です。

このような中、ロシア語が出来るという事はビジネスを進める上で大きな強みになりますし、企業においても重宝される人材ではないかと思います。

ロシア語以外に求められる資質

理解力と寛容性でしょうか?
現地に4年間赴任しましたが、仕事の進め方や、マネジメントにおいて日本の会社との違いに違和感を覚えました。

日本では常識だと思われていた事が、ロシアではそうではない事もあります。どちらが優れているか?という判断をする前に、相手との違いを客観的に見つめ、理解する事は大切だと思います。
私の場合、自分が正しいという思いが強すぎて、失敗した経験が少なくありません。

就職情報の収集方法

今から二十二年前、今ほど就職状況が厳しくない時代、指定校推薦枠で内定を貰いました。

就職活動で苦労した経験がなく、皆様にアドバイス出来る事は特にありませんが、希望する会社に勤めている先輩に会って、生の情報を得られれば、良いと思います。

ロシア関係の就職情報であれば、JETROやジャパンクラブ、日露関係機関主催のセミナー等から情報を得られると思います

後輩へのコメント、学生時代にしておくべきこと

自分が何をしたいのか?簡単そうで難しい問いではないかと思います。私自身、就職活動の際は、自分でも良くわからないまま会社を決めてしまいました。無理に答えを見つけなくても良いと思います。周囲の状況や意見に流されず、自分の少しでも興味のある業種を選んで、じっくり検討してみて下さい。